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松屋常盤(京都市中京区)

          京都

京都御所の南側で現在も商いをしている承応年間(1652~54)創業の老舗で、御所御用だった証である白い暖簾に御用菓子司らしく山城(山城大掾の官位)の旧国名が記されています。代々一子相伝で作られており現当主で16代目。


          京都

          京都

味噌松風
松屋常盤の松風は正式には紫野味噌松風といい、堺の豪商津田宗久の息子である大徳寺江月宗玩和尚が考案し菓子名は烏丸光広が名付けたとされます。表面に西京味噌が塗ってあり触感は京都の数軒で作られている松風の中で一番自分の口に合うかな。江戸時代から歴代天皇に供されてきたこの松風ですが、昭和天皇がかなり好きだっだという逸話もあります。

毎日かどうかは分からないですが大丸京都店にも入荷があり、自分の経験上だと午後2時ぐらいまでは残っていることが多い気がします。


味噌松風と並び茶人や和菓子通の間では知らない人がいないであろう松屋常盤の代名詞“きんとん”ですが現在は作られていないそうです。近年京都の歴史ある和菓子屋の当主が高齢となり後継者がいないなどの理由で暖簾を降ろしており今年に入ってからも御州浜司の植村義次が閉店するなどしていますが、松屋常盤にはこれからも頑張ってもらいたいものです。


            

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コメント

[C287] 初雁

きんとんの他に、この店がオリジナルとされている
初雁もすごくおいしかったのです。
今では多くの京都の和菓子店で9月になると作られて
いる初雁ですが、松屋常盤がダントツ一番でした。

去年の5月に松屋常盤へ行って、生菓子再開して
くださいとお願いしてきました。

[C288] 和三坊主さん

定評ある菓子を作るのを休止するには何かしらの理由があるんでしょうね。個人的には川端道喜・亀屋伊織と並び敷居の高いオーラを感じてしまう店です。

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Author:けん
戦国武将にまつわる史跡と味のある建築探訪をテーマに暇を見つけては各地を彷徨っている40代前半の会社員(オッサン)です。ノスタルジックなもの・ローカル色強いものを好む習性があります。 


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